ReadyNAS 212を導入-その2 電源管理編(Windowsクライアント)

NASを導入して真っ先に実施したのは電源管理。
いくらRAIDを組んで冗長化をはかっても、不慮の電源喪失でハードディスクを同時に破壊しようものなら、まったく意味をなさない。
ということで、これまでWindowsクライアントにUSB接続していたAPC ES500 UPSをReadyNASへ接続変更。
しかし、そのままではWindowsクライアントが保護できないので、ReadyNASのネットワークモニタリングを有効にし、Windowsクライアントはスレーブとして動作させる方法をとることに。
APC PowerChute Personal Editionに代わり、WinNUTへ置き換え。
参考URL:http://ascii.jp/elem/000/001/023/1023035/http://ukki.hateblo.jp/entry/2014/02/16/112338
ダウンロードサイト:https://code.google.com/archive/p/winnut/downloads
upsmon.confの内容は下記のとおり(コメント行および空白行は省略)。

MONITOR UPS@[ReadyNASのIPアドレス] 1 monuser pass slave
MINSUPPLIES 1
NOTIFYCMD “\”C:\\Program Files \(x86\)\\WinNUT\\alertPopup.exe\””
POLLFREQ 5
POLLFREQALERT 5
HOSTSYNC 15
DEADTIME 15
RBWARNTIME 43200
NOCOMMWARNTIME 300
FINALDELAY 5

また、WinNUTの設定はこのとおり。

WinNUT Configuration Tool

試験的にコンセントを抜くと、しっかりバッテリ運用切り替えから5分後にシャットダウンが動作。ちなみに、バッテリ運用中にパソコンを起動しても、サービスが起動すれば自動でシャットダウンされる。
次は、WindowsクライアントでなくLinuxサーバにNUT(Network UPS Tools)を導入してみる。